輸出をやっていると色々な事がありますが、そのなかの一つを紹介。
7月始めに商談がまとまり当社からアフリカはザンビアの業者にクルマを輸出、ダルエスサラーム港到着は8月20日予定でした。

8月21日の深夜2時過ぎにザンビアからの国際電話。
深夜なので着信と同時に切ります。ところが切っても切ってもかかってきます。
仕方なく出ると、早口のなまった英語でさっぱりわからない。
適当に聞き流していると、所々にポリスという言葉が聞こえてくる。
慌てている様子も感じ取れたので、とにかくメールでと指示し待つことに。
内容はバイヤーの事務所に泥棒が入り大事な書類を盗まれクルマを税関から出せないということ。
しかし、嘘か本当かわからないので、被害届かなにか証拠の書類を送れと言って送られてきたのが写真のもの。

詳細の1～6は当社が送ったもの。バイヤーさんがクルマを税関から出す時に絶対に必要な書類。
それが全部盗まれては慌てますよね。そのうちの1.2.6は何があっても再発行できない重要書類。
この辺までくると私の英語では力不足。ここからが大変、関係各所に連絡をとると共に再発行できるものは全て再発行しDHLで発送し一件落着。
こういった滅多にないことに四苦八苦しながら対処するのも大変勉強になりますね。