ニュース

ニュース&トピックス

シトロエンC3に乗ってみた

2018/06/18

6月9~10日の遠方出張にシトロエンC3で行ってみた。
ほぼ高速道路のみ、往復1900kmのロングドライブ。
DSCN4749
中国自動車道七塚原SA

C3の詳細についてはメーカーのHPをご確認ください。
http://www.citroen.jp/car/c3/

モデルはC3シャイン、ガラスルーフ付き。エンジンは1.2L3気筒ターボ、ミッションは6速AT。
まずは一般道の走り出し。以前乗っていたFIAT500で馴染めなかったセミオートマチックの為
期待はしなかったけど、あれ?いい感じ。発進や停止時のぎくしゃくは全くと言っていい程なく スムース。
シフトチェンジ時のギッタンバッコンも思いの外少なくスイスイ走る。
加速もいい。比較するクルマじゃないけど、前車ルノーカングー1.6Lの比ではない。

館林ICから東北道に入る。土曜の10時とあって交通量が多い。
圏央道から東名、新東名の掛川PAまで300km弱を一気に走り抜ける。
こののっぺらとしたボディーが功を奏したのか横風の影響は感じない。
シートの具合はとても良く疲れない。普段セーフティローダーでの長距離が多いから余計にそう感じるのかも。
安定感抜群なのは全長に対してホイールベースがたっぷりあるからでしょう。
新車装着タイヤはミシュランのプライマシー3、サイズは205/55R16。
好みのミシュランタイヤの中でも興味があったグレードで嬉しいに越したことはない。
ロードノイズは低く普段通りの会話もOK。
R250~R300の高速にしては急カーブが連発する中国道。
スピードが乗ったまま突っ込んでも吸い付く様になめらかに走るサスペンションには驚いた。

さて問題は装備。
空調やオーディオはセンターディスプレイで操作するのだけれど正直使いにくい。
ちゃんと反応したのかよくわからないし確認が面倒。
走行中の操作はどちらかと言えば危険な印象。
落第はオートワイパー。
車速感知のため霧雨なのに全開で作動する。
雨量が少ないからダダダダッとビビリまくり。
間欠も同様。
使い方が悪いのかなぁ。次は取説を熟読して試してみます。

最近の新型車には必需品となった安全運転支援システム。
個人的に好きではないけど、無いよりはあった方がまし。
どうだろう、日本車に比べて少し劣る様な気がしないでもない。
その中で制限速度の標識を認識して、その速度をメーターに表示するという機能が付いている。
この道の制限速度何kmだった?なんてよくあること。
とても有り難い装備だけど実際使ってみると信用度50%ってところ。
DSCN4760
104の下の小さな80という数字がそれ。
100→80や80→60がしばしば。
多く表示するわけでは無いので、まあこんなもんかで済ませていいのかも。
数字が点滅するから注意喚起になるのは間違いない。

高速走行には必需品のクルーズコントロール。
実際に使用したのは新東名と中国道。
交通量が多くなるとやはり自分の足の方がストレスがなく走りやすい。
コネクテッドカムというカメラが付いているのだから、ドライブレコーダーや前方の景色を撮影するだけでなく 全車速対応のクルーズコントロールにできなかったものかとつくづく思いました。

二日間の合計は1900km、内ウエットな路面は300km、一般道20km。
燃費は車載燃費計測値で19.1Km/L 満タン法で19.4km/L。
もう少し丁寧に走れば20km/Lという数字は出せそうです。

次はワインディングロードを走ってみたくなりました。
こと高速を走るということに関してはグリグリ二重丸の合格でしょう。