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CAMEL TROPHY 1985 ボルネオ 本戦出場車入庫

2016/01/3

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CAMEL TROPHY 1985 ボルネオ本戦出場車が入庫。
初出場ながら準優勝という輝かしい成績を収めた栄光のクルマ。
参考資料MX-2310F_20160103_082245
ただ残念ながら14年もの長い期間島根県の山中に雨ざらしで放置されていた為各所にダメージを負っています。もちろんエンジンは始動しません。
今回オーナー様からこのクルマを復活させたいとの有り難きご依頼をいただき喜んで島根へ引き取りに伺いました。
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これ以上奥に人家はないという山奥にそのクルマはありました。
11月だからでしょうか幸運な事に雑草に覆われていません。(オーナーさんが事前に草刈り?)
下から木が生えていたのでしょう、ウインチで引っ張るとバキバキと音が。
積載には相当な困難が予想されると思い準備万端でしたが、30分程度で積載完了です。
オーナー様に夕食をご馳走になり今夜は出雲まで。
出雲へ向かう山中大きなイノシシに出くわしたり、石見銀山近くで島根県警のパトカーに追尾されるなど
思い出深い帰路となりました。

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早朝の出雲大社に参拝し山陰道から米子道へ。
大山と中国山地の紅葉を眺めながら快適なドライブ。

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帰社後改めてみると長い青空放置の痕跡が至る所に。
フロントガラスの汚れは室内が見えない程ひどく、ボンネットには枯枝がびっしり。
車検ステッカーも今では殆ど見ることのない旧タイプ。

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側面は水垢だらけ。運転席のウインドレギュレーターが壊れ窓が少し開いたままで湿気が酷い。
室内の洗浄を始めると強烈なカメムシ臭。なんと数十匹ものカメムシの巣となっていました。

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ボンネットを開ければなにやら燃えたような木が。

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エンジンもかけていないのに先端だけ焦げているのは何故?太陽熱?
よくわかりませんが内外徹底的に洗浄。きれいになりました。
今にも走り出しそうです。

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最奥の重整備スパンへ落ち着きました。
暇をみながらボチボチと手を付けていきます。